Claudeで会議議事録を3分で作る:実際に使えるプロンプト集

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ClaudeとWhisperを組み合わせた議事録自動生成の実践法。コピペで使えるプロンプトテンプレートと、品質を落とさずに時間を削減する具体的な手順を解説。

会議が終わるたびに議事録作成に30分以上かかっていた。キーボードを叩きながら、頭では「この時間、本当に必要か?」という問いが浮かぶ。会議中のメモを整理して、アクションアイテムを拾って、誰が何を言ったかを文章化する作業は、PMにとって知的作業ではなく単純労働に近い。

Claudeを使いこなすと、この作業が3分以内で終わる。本稿では実際に現場で使っているプロンプトをそのまま公開する。

なぜClaudeが議事録作成に向いているのか

議事録には「構造化」「要約」「アクション抽出」の3つの能力が必要だ。Claudeはこの3つすべてにおいて高い精度を持つ。特に日本語のビジネス文書においては、GPT-4と比較しても自然な敬語・ビジネス体の出力が得やすい。

ポイントはプロンプトの設計にある。指示が曖昧なままでは「それっぽいが使えない」議事録が生成される。

基本プロンプト:メモから議事録に変換

あなたはプロジェクトマネージャーの優秀なアシスタントです。
以下の【会議メモ】を、実際の業務で使える議事録に変換してください。

## 出力フォーマット
- 日時・参加者:記載がある場合のみ
- 会議目的:1行で
- 決定事項:箇条書き
- アクションアイテム:「担当者|内容|期日」の形式で
- 次回確認事項:あれば
- 懸案事項:未解決のまま残ったものがあれば

## 条件
- 語尾は「〜した」「〜する」など体言止め中心
- 発言者の名前は「A氏」「B氏」のように匿名化
- アクションアイテムの期日が不明な場合は「要確認」と記載

【会議メモ】
[ここにメモを貼り付け]

このプロンプトを使うと、箇条書きや断片的なメモが整った議事録に変換される。

応用プロンプト1:ステークホルダー向け要約版

経営層への報告に使う短縮版議事録が必要な場面もある。

以下の【議事録】をもとに、経営層・クライアント向けのエグゼクティブサマリーを作成してください。

## 条件
- 分量:200字以内
- 含めるべき情報:プロジェクトへの影響がある決定事項・リスク・次のマイルストーン
- 不要な情報:技術的詳細・議論の経緯・個人の発言
- トーン:簡潔・客観的

【議事録】
[前のプロンプトで生成した議事録を貼り付け]

応用プロンプト2:未解決課題のエスカレーション判断

議事録を作るだけでなく、エスカレーション判断まで自動化できる。

以下の議事録の【懸案事項】について、PMとして次のアクションを提案してください。

判断基準:
- プロジェクト完了に影響する:エスカレーション推奨
- スケジュールに軽微な影響:監視継続
- 個人作業レベルで解決可能:担当者に委任

各懸案事項について「対応区分」「推奨アクション」「期限目安」を出力してください。

Whisperと組み合わせた全自動フロー

音声録音がある場合は、OpenAI WhisperでテキストにしてからClaudeに渡すと完全自動化できる。

  1. 会議をスマホで録音(または Zoom の録画機能を使用)
  2. Whisper APIで文字起こし(精度:約95%)
  3. Claudeで議事録生成(上記プロンプトを使用)
  4. Notionや Google Docsに自動保存

このフローをPythonスクリプトで自動化すると、会議終了の5分後にはSlackに議事録が届く状態を作れる。

書籍紹介

プロジェクトのトラブル解決大全

著者: 木部智之 — 「再生工場」と呼ばれた著者による炎上プロジェクトの火消し術86を収録

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精度を高める3つのコツ

1. 事前に「会議の目的」を先頭に書く メモの冒頭に「この会議の目的:〇〇を決める」と一行書くだけで、Claudeが何を優先して構造化すべきかを判断しやすくなる。

2. 固有名詞はそのまま入力する 「山田PM」「AプロジェクトのWBSフェーズ2」のように固有名詞を省略せず書くと、要約の精度が上がる。

3. 長い会議は20分ごとに分割して入力 1時間超の会議メモを一度に渡すよりも、20分ごとに分けてClaudeに処理させた方が要約精度が安定する。最後に「以下の3つのサマリーを統合してください」と指示すれば統合も自動化できる。

まとめ

Claudeを使った議事録自動化は、設定コストが低く即効性が高いAI活用の入り口として最適だ。最初のプロンプトを一度自分のチーム向けにカスタマイズすれば、あとはコピペで使い回せる。週5本の議事録があれば、月に約10時間の時間を取り戻せる計算になる。

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